2012年4月1日 東京ディズニーランドのアトラクション「スター・ツアーズ」がリニューアルに伴いクローズされました。最終日の模様をレポート。
スター・ツアーズ 外観
映画「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」で帝国軍に勝利した同盟軍は、長い戦争で荒れ果てた銀河系を建てなおそうと、旅行会社「スター・ツアーズ・トラベルエージェンシー」を設立しました。
ここ「スター・ツアーズ」は、その旅行会社の宇宙船基地。8兆1352億1640万211光年先の衛星ムーン・オブ・エンドアをめざして、ゲストが乗り込んだ宇宙船スタースピーダー3000は、夢の宇宙旅行へと出発します。
ハンガー
ビル4階建に相当するという巨大ターミナル「トゥモローランド・スター・ポート」の中を進むと、搭乗口までの道のりにはさまざまな仕掛けがあります。
メンテナンスベイ
ここはゲストが乗るスタースピーダー3000の修理場所。C-3POとR2-D2がスピーダーの修理中にレーザー砲がオーバーヒートして煙が舞い上がります。
ドロイドノスティックス・センター
ドロイド達の修理場所。様々なドロイドの周りにはたくさんのスクラップがあり、中にはマウスドロイドが動いています。
ボーディング・コンコース
スタースピーダー3000の搭乗口。ゲートは1〜6番まで有り、ここからゲストはエンドアへと旅立ちます。
スタースピーダー3000
1キャビンあたり40名が搭乗。パイロットはRX-24(通称「キャプテン・レックス」)、ナビゲーターはR2-D2です。衛星ムーン・オブ・エンドアへの旅は、快適なものから一転過酷な旅となりますが困難を乗り越え無事にトゥモローランドへ帰還します。
バゲッジクレーム
旅行を終えたゲストはバゲッジクレームへ到着。スターリンク(電話ボックス)ではドロイドのF-29が彼女のミス・ドロイドと話をしています。
アライバル・コンコース
宇宙港とトゥモローランド・アストロゾーンを結ぶアライバル・コンコースを渡って入国審査を受けます。
夜景
夕陽が沈み、スター・ツアーズの上空には衛星ムーン・オブ・エンドアを彷彿させるかのように月が浮かびました。
ラストフライト
「スター・ツアーズ」は22年9ヶ月におよぶ幕を下ろしました。全面リニューアルされ、2013年春に新アトラクション「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」としてオープンします。
イースター R2-D2
イベント「ディズニー・イースターワンダーランド」に関連して、R2-D2のイースターエッグがパン・ギャラクティック・ピザ・ポート近くに飾られています。
スター・ツアーズ
- 開業日:1989年7月12日〜2012年4月1日
- 体験時間:約4分30秒
- 乗車定員:1キャビンあたり40名
- キャビン数:6台
- 総工費:約140億円