1999年4月24日 東京国際フォーラムにて「スター・ウォーズ ファン・フェスティバル」が開催。イベントの模様をレポート。
応募総数11万通、倍率30倍もの中から幸運なファン達が招待され、時折激しい雨の降るあいにくの天気の中、会場は熱気に包まれました。
来場者には「エピソード1」映画チラシ、下敷き(先日の東京おもちゃショーにおいてトミーで配布された物と同一)ソニー・マガジンズ エピソード1関連出版物パンフレット、ファン・フェスティバル記念ダース・ベイダーフィギュアが配布されました。
会場ではコスプレの方達が来場者を暖かく迎えロビーにはトミー、レゴから発売されるエピソード1関連商品が展示され開演時間まで終始ファン達は熱心に見ている姿が多数伺えました。尚、会場内BGMは本邦初公開のエピソード1サウンドトラックが流れていました。
フェスティバルの内容を一言でいえば期待以上の素晴らしさで初披露のものが、てんこ盛り状態で至福の時をすごせたの一言に尽きます。
ドルビー・デジタル・サラウンドEXによる予告編の上映(サラウンドEXは、非常に音像定位が優れたシステムである印象を受けました。私は会場前方で鑑賞しましたが、サラウンド感は自然に音の流れを感じられ、やや低音のヌケが悪く感じられはしたものの重低音はまさしく地響きのように伝わり、スクリーン裏に設置されるセンタースピーカーにより銀幕のキャラクター達の会話はよりリアルに聞こえました。
ジョージ・ルーカスからのビデオ・メッセージ
来日したエピソード1 プロデューサー リック・マッカラムの講演
(ジョージ・ルーカスから連絡で「エピソード1」製作中最後の3ショットが完成し、まさに4月24日に 「エピソード1」が完成したことが発表された。)
ダース・モール役 レイ・パークの演舞
ウェブ・ドキュメント4本の上映
(これはオフィシャル・サイトでMaking Episode 1として公開されている中からの4本
「ALL I NEED IS AN IDEA」
「THREE THOUSAND ANAKINS」
「IT’S LIKE WAR NOW」
「COSTUME DRAMA」を字幕付きで上映されました。)
世界初公開「トーン・ポエム」の上映
スター・ウォーズ エピソード1 キャラクター、ビークル、ファッションのスライド上映解説
ジョージ・ルーカス 直筆サイン入りポスター オークション
6月13日のプレミア試写会招待の抽選会等が行なわれ、しめくくりに5月にアメリカ・デンバーで開催されるスター・ウォーズコンベンションに向け、会場全員参加でのメッセージ収録。
3時間にも及ぶフェスティバルとなり大変充実した内容でありました。感激したのは、なんといっても世界初公開された「トーン・ポエム」。「トーン・ポエム」とは簡単に説明すると、キャラクターごとに作られた予告編で、各キャラクターの心情が色濃く描かれ思わず泣ける内容の物もあり、既に公開されている予告編以上のものを「トーン・ポエム」に感じることが出来たことです。これを見れたことだけでも大満足のフェスティバルでした。