2024年12月6日〜8日 幕張メッセ 1〜6ホールにて、ポップカルチャーの祭典「東京コミコン2024」が開催。スター・ウォーズ関連ブースとステージの模様をレポート。
アメリカで発祥しコミックや映画などポップカルチャーの祭典「東京コミックコンベンション(通称 東京コミコン)」の開催は今年で8回目。過去最多数の来日ゲストに加え、過去最多数の映画プロップを展示、過去最多数のアーティストが出展参加となりました!
連日開場を待ちきれないファンが長蛇の列となり、開場時間を15分早めて朝から会場は来場者の熱気に包まれました。3日間合計で総来場者数 74290人を動員しました。
オープニングセレモニー
メインMC 小田井涼平さん、アンバサダーの斉藤工さん、PR大使の伊織もえさんが登場し、来日セレブゲストを迎えてオープニングセレモニーが行われました。セレブの登場のたびに客席から大歓声と大きな拍手が沸き起こりました。
ダニエル・ローガン
「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」ボバ・フェット役
ジョン・ボイエガ
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」フィン役
クリストファー・ロイド
「マンダロリアン」ヘルゲイト長官役
マッツ・ミケルセン
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」ゲイレン・アーソ役
ジュード・ロウ
「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」ジョッド・ナ・ナウッド役
スター・ウォーズ出演キャスト以外ではジェイソン・モモア、ベネディクト・カンバーバッチ、モリーナ・バッカリン、ベン・マッケンジー、アンセル・エルゴート、山下智久、フルール・ジェフリエ、C.B.セブルスキーが登壇しました。
東京コミコンのオープニングセレモニー恒例の鏡割りが開催。イベントの成功を祈念して半被姿の登壇者全員で「よいしょ、よいしょ、よいしょ~!」の掛け声で一斉に行われました。
オープニングセレモニー終了後、来日セレブが使用した「酒樽」「木槌」「法被」は会場内に展示されました。
スター・ウォーズ ギャザリングステージ
セレブ・ステージ:ジュード・ロウ/ジョン・ボイエガ/ダニエル・ローガン
「東京コミコンにフォースあれ!」と題して今年もスター・ウォーズのステージが開催されました。
スター・ウォーズのコスチュームをまとったコスプレイヤーの皆さんが続々と登場して埋め尽くすステージに「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」ボバ・フェット役 ダニエル・ローガン、実写ドラマ「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」に出演して話題のジュード・ロウ、そして「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」フィン役 ジョン・ボイエガが登壇して、東京コミコン2024 最初のセレブ・ステージがスタートしました。
まずは、コミコンでお馴染みのダニエル・ローガンが「世界一のコミコンです!」と挨拶すると、ジョン・ボイエガは「初めての東京コミコンですが、初日ですでにアメイジングな時間を過ごしてます、ありがとう」と初日から初参加の東京コミコンを楽しんでいる様子。5年ぶりの東京コミコン参加となるジュード・ロウは「2回目の東京コミコンですが、皆さんからいつも暖かく迎え入れられて、そんな日本の文化が大好きです」と日本愛を語りました。
ファンから寄せられた質問コーナーでは、まずジュード・ロウに子供の頃に観た「スター・ウォーズ」がきっかけで役者を目指したという話は本当?という質問に、「1977年、まだ少年の頃に初めて観たのですが、それから自分以外の何者かになって遊ぶ、という事を始めたので、それが今のキャリアのきっかけになってるかもしれません」と俳優になった子供の頃のエピソードを披露。そして映画「A.I.」でのスティーブン・スピルバーグやSFXの巨匠スタン・ウィンストンとの仕事も素晴らしい経験だったことを語りました。
次に、フィンはその後どうしていると思うかの質問にジョン・ボイエガは、「とても高級なホリデイを過ごしていると思います。きっと帝国のおごりでね」とジョーク交じりに応えた後、「スター・ウォーズ」の思い出としては「衣装がとてもタイトだったのと、素晴らしい人たちと仕事が出来て、その絆が出来た事」と語りました。
ダニエル・ローガンは、日本のコミコンの良さを聞かれ、「ファンの皆さんが、日本のコミコンを素晴らしいものにしているのです。礼節を保って素晴らしいファン。他のセレブたちもまた日本のコミコンに来たい、何度でも来たい、と言っています。そんな皆さんのおかげで世界最高のコミコンになってるのです」とコメントを寄せました。最後に、会場を埋め尽くしたファンと一緒に「May The Force Be With You!(フォースと共にあらんことを)」と叫び、「また次回もお目にかかりましょう!」というジュードの再来日を期待させる言葉でステージは終了しました。
セレブ・ステージ:マッツ・ミケルセン/ヒュー・ダンシー
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のゲイレン・アーソ役 マッツ・ミケルセンのセレブステージが開催。 今回はドラマシリーズ「ハンニバル」で共演したヒュー・ダンシーとのトークショーになりました。
「北欧の至高」マッツ・ミケルセンと、人気ドラマ「ハンニバル」で共演したヒュー・ダンシーと一緒に撮影ができるチケットは、わずか10分でソールドアウトとなるほど、熱烈なファンを持つ2人を一目見ようと大勢のファンが殺到しました。
マッツは東京コミコン2023、大阪コミコン2023、2024に続いての参加となりました。2025年4月に開催される「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」にも参加が決定して楽しみです。
「昨晩、神戸牛を食べてものすごく美味しかったので、私の好きな食べ物リストTOPになった。でも、和食なら何でも好き」(ヒュー)、「私も神戸牛を食べて素晴らしかったけど、お寿司も好き。毎日いくらでも食べられる」(マッツ)と、日本食への愛を語りました。
デンマーク出身のマッツいわく、イギリス出身のヒューと共演してみて、非常に興味深いと思ったのは“英語の話し方”だったそう。というのも、同作の撮影中、完璧なアメリカ英語で演技をしていたというヒューですが、カメラが止まった瞬間、母国のイギリス英語で話していることに気がついたのだそう。英語での話し方に常に気を使っていたマッツは、そんなヒューを見て、「自分たちは役者だった」と改めて実感したそうです。
東京コミコン2024 スター・ウォーズ コスプレギャザリング
東京コミコン恒例のファンが主催者となりコスプレ集合写真撮影会を行う企画。平日金曜日に関わらずたくさんのスター・ウォーズのコスプレイヤーが集まりました。
東京コミコン2024 コスプレ・コレクション
コミコン名物のコスプレ・ファッションショー、コスプレ・チャンピオンシップがさらにパワーアップして開催されました。オールジャンルでキャラクターへの愛情と創意工夫を感じるコスプレがランウェイに集まりました。
ファンブース
東京コミコンでおなじみのファンブースに、スター・ウォーズ ファン団体が出展。活動の紹介や来場者と記念撮影など行い会場を盛り上げました。
501ST LEGION JAPANESE GARRISON
スター・ウォーズ 帝国軍キャラクターの世界的規模のコスチューミング団体「The 501st Legion」の日本支部です。
REBEL LEGION JAPAN BASE
スター・ウォーズ 反乱軍キャラクターの国際的なコスチューミング団体「The Rebel Legion」の日本支部です。
ルーカスフィルム公認のクオリティが高いコスチュームでたくさんの来場者を楽しませてくれました。ブースでは能登半島義援金の協力や「ドナルド・マクドナルド・ハウス」「メイク・ア・ウィッシュ・ジャパン」のチャリティー募金を行っていました。
DROID BUILDERS JAPAN
スター・ウォーズ ドロイド製作の国際的グループ「Droid Builders」の日本支部です。等身大の動くアストロメク・ドロイド達にたくさんの来場者が喜び驚き楽しんでいました。
CANTINA JAPAN
5月4日 スター・ウォーズの日をファン同士で祝う祝賀&懇親イベント「カンティーナジャパン」を主催運営するファン団体です。ブースではスワップミートやXウイング・ファイターの操縦を体験できるコーナーが行われ賑わっていました。
スター・ウォーズ:スケルトン・クルー
Disney+(ディズニープラス)で12月3日より配信開始され話題沸騰中の実写ドラマ「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」のフォトブースが出展しました。
「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」に登場する宇宙船「オニキス・シンダー」のコックピットを模したフォトブース。
スター・ウォーズ 日本公式インスタグラムがオリジナルステッカープレゼントキャンペーンを実施しました。
東京原宿に12月2日~8日まで掲出された巨大壁画アートのパネルが展示されました。フォトスポットとして撮影する来場者が多かったです。
グローグーの商品コレクション「Grogu Cutest In The Galaxy」のフォトブースも併設されていました。
STAR WARS POP UP STORE/TCC2024
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社の「MARVEL POP UP STORE」「STAR WARS POP UP STORE」が出展しました。今年は、限定&先行商品を含めた過去最大の商品数が販売。お土産にお手頃なお菓子類も充実していました。
ホットトイズの先行販売アイテム「テレビ・マスターピース スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ 1/6スケールフィギュア オビ=ワン・ケノービ(マンダロリアン・アーマー)」。「クローン・ウォーズ」に登場する、マンダロリアンのアーマーをまとったオビ=ワン・ケノービを、全高約31cm、30箇所以上が可動するハイエンドなフィギュアとして立体化。素顔のヘッドは眼球可動ギミックを搭載しています。
マレーシア王室御用達ブランド「ROYAL SELANGOR(ロイヤルセランゴール)」から統一感あるカジュアルサイズの錫合金フィギュリン(ダース・ベイダー、パルパティーン、ルーク・スカイウォーカー、レイア・オーガナ、C-3PO & R2-D2、ハン・ソロ、チューバッカ)が独占先行販売されました。
スター・ウォーズの人気キャラクター「グローグー」の商品コレクション「Grogu Cutest In The Galaxy」も先行販売されました。アジアのポップカルチャーにリスペクトを込めたデザインや色合いを組み合わせ、新しいルックになったグローグーが登場。ファッションアイテムから文房具、雑貨に至るまで、多彩なグッズが展開されます。
Funko
人気映画やゲーム、TVドラマ、アニメに登場するキャラクターを幅広くコラボレーションしているフィギュア「FunkoPOP!」が販売されました。
スター・ウォーズでは早くも「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」がラインナップしています。
ディン・ジャリンのクッキーを食べるサンタクロースのグローグーが可愛いですね。
ホットトイズ
スター・ウォーズ 1/6スケールフィギュアが一同に展示されました。13体の貴重なプロトタイプ(試作品)フュギュアも並び圧巻な光景です。
PONEYCOMB TOKYO
スター・ウォーズ:スケルトン・クルーの最新アパレルをメインにファッション雑貨を販売しました。レトロ調デザインやヴィンテージ風加工などが目を惹きます。
株式会社PGA
スター・ウォーズのモバイルグッズを販売しました。各種スマホケースから充電器、イヤホンケース、ショルダーストラップなどスター・ウォーズで揃えることが出来ます。
グランドフィナーレ
興奮と歓喜の三日間をセレブゲストが登壇してイベントを締めくくりました。
メインMC 小田井涼平、LiLiCo
アンバサダー 斉藤工
ダニエル・ローガン
「ありがとう東京!また来年!」
ジョン・ボイエガ
「私とここにいる全員を暖かく迎えてくださったことに感謝しています。本当に素晴らしい体験でした。来年また来ることを楽しみにしています。」
クリストファー・ロイド
「皆さん来てくださってありがとうございました。一大イベントに参加してくださったことをすごく嬉しく思っているし、来年も来たいです。」
マッツ・ミケルセン
「この3日間本当に素晴らしい時間を過ごさせていただきました。みなさんはいつも素晴らしいです。ありがとうございました。」
ジュード・ロウ
「東京の皆さん本当にありがとうございました。楽しいホリデーを過ごしてください。暖かく迎えてくださってありがとうございました。」
ベネディクト・カンバーバッチ
「東京の皆さん本当にありがとうございました。小さなハート、大きなハート、みなさんにたくさん送りたいと思います。」
ヒュー・ダンシー
「東京の皆さんありがとうございます。初めての来日だったけど、すぐにでも戻って来たいと思っています。」
モリーナ・バッカリン
「東京の皆さん本当にありがとうございました。今回は家族と一緒に来て、心がいっぱいになりました。」
ベン・マッケンジー
「東京の皆さんありがとうございました。夢のような素晴らしい時間を過ごさせていただきました。」
アンセル・エルゴート
「この3日間、たくさんのファンに会って、みんなの喜ぶ顔を見て、私は嬉しくなりました。心からありがとうございました。」
C.B.セブルスキー
「今年も最高でした。来年マーベル映画が3本公開します。ぜひ見てね! メリークリスマスと良いお年を!」
Happy Birthday Jude!🎂
ジュード・ロウ(12月29日生まれ)のお誕生日をサプライズでお祝いをしました。
ジュードとガチャピン&ムックを撮影するベネディクト・カンバーバッチ。なんて平和な光景でしょう。幸せのお裾分けをいただきました。
お終いに来場者と全員で記念撮影です。
「大阪コミコン2025」が、2025年5月2日・3日・4日に開催決定!
「東京コミコン2025」が、2025年12月5日・6日・7日に開催決定! また来年お会いしましょう!
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