2025年4月26日~5月6日 横浜・みなとみらいエリアにて開催された「STAR WARS DAY YOKOHAMA MINATOMIRAI 2025」の模様をレポート。
「STAR WARS DAY YOKOHAMA MINATOMIRAI 2025」は横浜市からの特別協力を受け、5月4日「スター・ウォーズの日」を祝い、横浜・みなとみらいエリアでスター・ウォーズを体感できる様々なイベントや展示などが行われました。2024年にみなとみらいエリアで初開催となり、期間中約200万人の来場者となったイベントが、2025年に再上陸しました。
ランドマークプラザ
スター・ウォーズ創造のルーツ「日本」の文化を象徴する特別展示
1階 サカタのタネ ガーデンスクエアでは、浮世絵師TAKUMI氏によって制作された「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」のバッジアートとスタジオジブリとルーカスフィルムのクリエイターが双方に敬意を込めて描いたアートが特別展示されました。
スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 公式バッジアート
「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」では、日本の浮世絵スタイルを用いたアートを制作するため、2023年に「マンダロリアン」シーズン3の公式プロモーションアートを手がけたアーティストのTAKUMI氏を招き、17種類の特別なイベントバッジをデザインしました。
TAKUMI氏は以下のようにコメントしています。
「「スター・ウォーズ」と浮世絵には”ストーリーテリング”という意味において美しい繋がりが存在すると考えています。「スター・ウォーズ」の魅力は多岐に渡るものです。サーガに登場するキャラクターそれぞれが、自身の背景や旅路から紡がれた独自の「物語」を深いメッセージ性と共に語りかけてくれます。浮世絵もその描写スタイルや雰囲気が注目されがちですが、最も重要な特徴の一つは、単に人物や風景を美しく描くだけではなく、精図や色彩感覚、アートに込められた全てのディテールをもって「物語」を表現する力なのです」「今回の浮世絵バッジアートを制作する際、それぞれのキャラクターの特性や背景を再確認し、それらの「物語」をどのように浮世絵のスタイルに取り込むかについて、多くの検討の時間を費やしました。先代の浮世絵師たちの傑作に描かれた物語を振り返り、その構図に込められた意図やモチーフを見つめ直し、どのキャラクターの「物語」とそれらのテーマが相応しいか、最も合うテーマが見つかるまでこの思索を重ねることが最も大切な作業でした」
「スター・ウォーズセレブレーション ジャパンでは10万人を超えるファンの皆さんが、この浮世絵バッジアートを胸に最高の時間を過ごしてくれていました。あの笑顔がこのアート達を自身にとって最高の作品にしてくれました。「スター・ウォーズ」は愛情に溢れる”ファミリー”です。スター・ウォーズを愛するすべての人々の想いが、この「物語」を未来へと繋いでいきます。最も大切なファミリーである日本の皆さんとともに、2025年の May the 4thを迎えられることを心から幸せに思っています。」
等身大スタチュー
3階「風の灯台」エリアには、スター・ウォーズ オリジナルドラマ「マンダロリアン」シリーズに登場する人気キャラクター「グローグー」のスタチューが展示されました。愛らしい姿で多くのファンに親しまれているグローグーは、2026年5月22日に日米同時公開される映画「スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー」にも登場予定で、今後の展開にも注目が集まっています。
レゴ スター・ウォーズ モザイクアートビルド
「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」で制作された、日本画風のアレンジが施された「レゴ スター・ウォーズ モザイクアートビルド」や、注目のレゴ スター・ウォーズ新製品の数々が展示され、訪れた来場者の目を楽しませました。ファンの手によって丁寧に組み上げられたモザイクアートは、伝統的な日本美術と「スター・ウォーズ」の世界観が融合したユニークな作品として関心を集めました。
スター・ウォーズ モデルキット展示
ランドマークプラザ5階では、技巧派模型ファンによる精巧な「スター・ウォーズ」モデルキットの数々が展示されました。これらの作品は、SF作品を中心に活動する模型制作サークル「DORO☆OFF」によるもので、作中に登場するビークルやドロイド、キャラクターなどが、圧倒的な技術で再現されています。市販のプラモデルをベースに、大胆な改造や精密な塗装、電飾などが施され、まるで劇中からそのまま飛び出してきたかのようなリアルな仕上がりとなっていました。
STAR WARS POP UP STORE
「スター・ウォーズ」のTシャツやトートバッグといったアパレル雑貨をはじめ、フィギュアやモバイルグッズなど多彩なアイテムを取りそろえた「STAR WARS POP UP STORE」が、期間限定でオープンしました。会場限定のグッズを目当てに多くのファンが訪れ、にぎわいを見せていました。
レゴストア レゴ スター・ウォーズ グローグーを作ろう
2025年4月26日から5月6日までの期間中、レゴストア ランドマークプラザ店では、レゴ ストア メンバーズクラブ限定イベント「レゴ スター・ウォーズ グローグーを作ろう」が開催されました。大人気のイベントとなり、会期中は連日、整理券を求めて早朝から多くの来場者が列を作るほどの盛況ぶりでした。
参加者にはグローグーの組み立て用説明書が配布され、指定のレゴ ブロックを使って、自分の手でグローグーを組み立てることができる内容となっていました。子どもから大人まで楽しめる、ファンにはたまらない体験型イベントとなりました。
MARK IS みなとみらい
レゴ スター・ウォーズ スピーダーバイク フォトスポット
「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」にて初お披露目となったスピーダーバイクをレゴブロックで再現したフォトスポットが展示されました。期間限定でスピーダーバイクに座って写真が撮れました。
レゴ スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン ステージ
「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」にて初お披露目となったミレニアム・ファルコンのコックピットをレゴブロックで再現したフォトスポットが展示されました。期間限定でコックピットの椅子に座って写真が撮れました。
レゴ スター・ウォーズ スターシップビルド
銀河をイメージした大型ウォールに、参加者がレゴ ブロックで組み立てたスターシップを装飾する参加型展示「レゴ スター・ウォーズ スターシップビルド」が行われました。壮大な銀河の世界をレゴで表現したユニークな空間が来場者の注目を集めていました。
レゴ スター・ウォーズ K-2SO
「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」で展示された、レゴ ブロックで作られた等身大のK-2SOが、MARK IS みなとみらいの会場エントランスに登場。精巧に再現されたその姿が来場者を出迎え、多くの人が足を止めて見入っていました。
ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい
4月25日から5月6日までの期間中、「スター・ウォーズ」映画シリーズ全9作品「エピソード1」〜「エピソード9」が一挙上映されました。なかでも、5月4日「スター・ウォーズの日」に上映された「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」では、公開20周年を記念して「オリジナルB2ポスター」が来場者にプレゼントされ、特別感あふれる上映となりました。
劇場ロビーには「スター・ウォーズ」デザインの特別な自販機が登場し、「エピソード1」から「エピソード9」までのオリジナルラベルがデザインされたウーロン茶缶(全9種・ランダム)が販売されました。ファン心をくすぐる限定アイテムとして、注目を集めていました。
等身大スタチュー
MARK IS みなとみらい B4階にはダース・ベイダーの等身大スタチューが展示されました。人気キャラクターとあって、多くの来場者が足を止め、記念撮影を楽しんでいました。
スター・ウォーズ スタンプラリー
MARK IS みなとみらいとランドマークプラザの両施設でスター・ウォーズ スタンプラリーが実施されました。4箇所に設置されたスタンプをコンプリートするとイベント限定のステッカー(期間ごとにもらえるステッカーは異なる)がプレゼントされました。
グランモール公園
フォトスポットウォール
グランモール公園には「スター・ウォーズ」のフォトスポットウォールが設置され、記念撮影を楽しむ多くの来場者でにぎわいました。また、ルーカスフィルム公認のコスチューミング団体「501st Legion」と「Rebel Legion」のメンバーがキャラクターに扮して登場し、グリーティングを実施。ファンとの交流を通じて、会場は作品世界さながらの盛り上がりを見せました。
横浜市役所
市庁舎3階市⺠ラウンジフォトスポット
横浜・みなとみらいの街なみを背景に、「スター・ウォーズ」の世界観を楽しみながら写真が撮れるフォトスポットが登場しました。作品の雰囲気と美しい景観のコラボレーションが、来場者に特別な撮影体験を提供しました。
市庁舎⼤型ビジョン
横浜市庁舎1階のアトリウムにある大型ビジョンでは、「スター・ウォーズ」の特別映像が放映され、来庁者や通行人の目を引いていました。迫力ある映像が映し出されるたびに、足を止めて見入る人の姿も見られました。
MMテラス
MMテラス 2階フォトスポット
MMテラス館内には、「スター・ウォーズ」の人気キャラクターたちが登場する限定フォトスポットが設置され、来場者が記念撮影を楽しんでいました。
動く歩道 キャラクターウォークストリート
JR桜木町駅前と横浜ランドマークタワーを結ぶ、約200メートルの「動く歩道」には、「スター・ウォーズ」のキャラクターがデザインされたバナー(全8種類)が掲げられました。約3分間の移動中に歴代キャラクターたちが出迎える、ファンには嬉しい演出となっていました。
クロスゲート
みなとみらい21地区にある複合型商業施設「クロスゲート」には、「スター・ウォーズ」の世界観を象徴する巨大バナーが掲示され、道行く人々の注目を集めていました。
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