6月の第3日曜日(2025年6月15日(日))は父の日。
「スター・ウォーズ」の壮大なサーガでは、父子の物語が象徴的に登場しており、親子愛を描くのは「スター・ウォーズ」の伝統ともいえます。1977年に公開された劇場公開第一作目「スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)」から始まる旧三部作では、主人公のルーク・スカイウォーカーとその父親で映画史に残る悪役ダース・ベイダーが描かれました。
また、オリジナルドラマシリーズ「マンダロリアン」では孤高の賞金稼ぎマンダロリアンと強大なフォースを秘めたグローグーの親子のような絆の物語と銀河の危険な冒険が描かれ、2026年5月22日(金)に日米同時公開される最新映画「スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー」では親子のような二人の新たな冒険に世界中の期待が高まっています。
今では親子二世代、三世代でスター・ウォーズを楽しむファミリー層のファンも全世界に増えている中で、父の日に見たい物語を、シリーズ作品とともに振り返ります。
映画史に残る父子 ダース・ベイダー&ルーク・スカイウォーカー(スター・ウォーズ 旧三部作)
「スター・ウォーズ」シリーズで象徴的な父子といえば、「新たなる希望」から始まる旧三部作のルークとダース・ベイダーです。シリーズの始まりである劇場公開一作目「スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)」ではルークはベイダーを父の仇と教えられますが、続編の「スター・ウォーズ/帝国の逆襲(エピソード5)」でベイダーは、自分こそがルークの本当の父親だという衝撃的な事実を告げるシーンは世界中のファンを驚かせ、今も映画史に残る名シーンとして語り継がれています。

(C)2025 Lucasfilm Ltd.
そして、「スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)」ではルークとベイダーの最後の戦いが描かれます。激しいライトセーバー戦を繰り広げる中で、攻撃を受けて苦しみ助けを求めるルークの姿を見て、ベイダーは善の心を取り戻します。瀕死の重傷を負い自らの死を悟ったベイダーは、「せめて一度だけ、この目でおまえの顔が見たい」とマスクを外すようにルークに訴え、二人は初めて親子として対面を果たします。
「スター・ウォーズ」の歴史を語る上で欠かせない父子であるベイダーとルークの最期の別れのシーンは世界中の人の涙を誘い、感動を与えるシーンとなりました。
親子のような深い絆 マンダロリアン&グローグー(「マンダロリアン」シリーズ)
完璧なスター・ウォーズと世界中から大絶賛されたオリジナルドラマシリーズ「マンダロリアン」に登場するのは、孤高の賞金稼ぎマンダロリアン(マンドー)と強大なフォースを秘めた子どものグローグーという父子のような二人。
「スター・ウォーズ」をこよなく愛するデイヴ・フィローニやジョン・ファヴローら制作陣が「ジョージ・ルーカスが今「スター・ウォーズ」を作るならどうするか?」という発想のもと丁寧に作り上げられた本シリーズは、ルーカスがかつて日本文化や黒澤映画に影響を受けて「スター・ウォーズ」を制作したように、日本の時代劇の名作「子連れ狼」を参考に、マンドーとグローグーの父子のような関係性が描かれています。

(C)2025 Lucasfilm Ltd.
本作の舞台は、「ジェダイの帰還」のベイダーの死から5年後。仲間も家族も失った孤独な賞金稼ぎのマンドーと、そのターゲットとして出会ったグローグーの二人は、銀河の様々な惑星を巡る危険な冒険の中で徐々に絆を深めていきます。よちよちと歩き、食いしん坊でいたずら好きなグローグーと、そんなグローグーを守りながら危険な敵と戦うマンドーの姿はまるで本当の親子のようです。
さらに本作では、「スター・ウォーズ」サーガの伝説的キャラクターたちが思いがけない形で登場し、シリーズに新たな広がりと興奮を加えています。「スター・ウォーズ」ファンなら絶対に見ておきたい一作になっています。
「スター・ウォーズ」シリーズには、ルークとベイダー、マンドーとグローグーのほかにも、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)」に愛すべき悪党 ハン・ソロと暗黒面に堕ちた息子カイロ・レンが登場。「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」では主人公のジン・アーソと、その父で帝国軍の究極兵器デス・スターの開発に携わった科学者ゲイレン・アーソの父子の物語が描かれています。父の日をきっかけに、「スター・ウォーズ」を楽しんでみてください。
各「スター・ウォーズ」シリーズ作品は Disney+(ディズニープラス)にて配信中。
ディズニープラスとは
Disney+(ディズニープラス)は、ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービスです。ディズニー、 ピクサー、 マーベル、 スター・ウォーズ、 ナショナル ジオグラフィック、スターブランドの名作・話題作が、いつでも、どこでも、見放題で楽しめます。

(C)2025 Lucasfilm Ltd.
トピックス記事作成協力
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
関連リンク
Disney+(ディズニープラス)
関連トピックス