2007年10月2日、6日 幕張メッセにて開催された「CEATEC JAPAN 2007」のドルビージャパン社ブースに 501st Legion, Japanese Garrison が出演しました。
CEATEC JAPANに初出展したドルビージャパン社は会場4ヶ所にブースを設け国際会議場201会議室に「ドルビー3Dシアター」を設置し、新3D上映システム「Dolby 3D Digital Cinema」でスターウォーズの1シーンなどを3D立体映像で上映した他、501st Legion, Japanese Garrison 出演による記念撮影などが催されました。
10月2日
CEATEC JAPAN 2007 は895社/団体が出展し、幕張メッセ全館内を使用する最大規模で5日間に渡り開催され、来場者数20万5859人と過去最高を記録しました。
「ドルビー3Dシアター」が設置された幕張メッセ 国際会議場201会議室。
「ドルビー3Dシアター」内。
シアター内ではドルビー社最新技術となる「ドルビービジョン」や「ドルビーボリューム」が展示発表されました。
最新立体映像技術によって「スター・ウォーズ」などが上映されるとあって、業界関係者を始めに多数の来場者が詰めかけました。
帝国軍のお見送りを受け、シアターへ入場。
入場の際、「ドルビー3Dデジタルシネマ」専用3Dメガネが貸与されます。
「ドルビー3Dデジタルシネマ」専用3Dメガネ。
連続400回以上の使用に耐える盗難防止チップ内蔵メガネ。
上映では「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」から惑星コルサントでのザム・ウェセル追跡シーンが1分程とCGアニメーション「Fly Me to the Moon」の一部シーンなどが3D立体上映されました。
上映後のアンケートに答えると貴重な「ドルビーデモディスク」(HD DVD版 or ブルーレイディスク版)を入手することができました。
たくさんの来場者が記念撮影を楽しみました。
幕張メッセ ホール2のドルビージャパン社ブースに向かい、レッドカーペットを行進する帝国軍。
幕張メッセ ホール2 ドルビージャパン社ブース。
ホール2のブースではサラウンド技術を中心に、各社主要製品の展示とマルチチャンネルでドルピーTrueHD、ドルビーデジタルプラス、ドルビーボリュームのデモンストレーションを開催していました。
ドルビージャパン社 コンパニオン & 501st Legion, Japanese Garrison
10月6日
最終日となる10月6日は土曜日とあって、一般来場者も多数訪れました。
501st Legion, Japanese Garrisonが登場。
帝国軍の登場に来場者が詰めかけ会場の熱気が上がります。
たくさんの来場者が記念撮影を楽しみました。
最終日の「ドルビー3Dシアター」。
連日、20分おきに「スター・ウォーズ」の一部シーンなどが3D立体上映されました。
入場待ちの行列。
家族連れの来場者も多くみえました。
ドルビージャパン社スタッフ & 501st Legion, Japanese Garrison
CEATEC JAPAN 2007 は895社/団体が出展し、幕張メッセ全館内を使用する最大規模で5日間に渡り開催され、来場者数20万5859人と過去最高を記録。
10月1日付でドルビー日本支社(ドルビーラボラトリーズインターナショナルサービスインク日本支社)から米本社100%出資子会社の「Dolby Japan株式会社」となった同社は初出展し、会場4ヶ所にブースを設けました。同社ブースで最も注目となったのは本邦初公開となったドルビー3Dデジタルシネマによる3D立体映像が上映された「ドルビー3Dシアター」。
約15分間の上映時間には「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」から惑星コルサントでのザム・ウェセル追跡シーンが1分程とCGアニメーション「Fly Me to the Moon」の一部シーンなどが含まれていたことから業界関係者間でも注目度は高かったです。
3D立体映像システムは開発会社が技術開発を競っており、近い将来に劇場公開予定となっている「スター・ウォーズ」がドルビー3Dデジタルシネマを採用するかどうかは未定ですが CEATEC のような大イベントでルーカスフィルムの協力によって、一部シーンとはいえ披露されたことから可能性は高いと思われます。
デモ上映の印象は、「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」から惑星コルサントでのザム・ウェセル追跡シーンがなぜ選ばれたのか、他にもっと良いシーンがあるように感じられましたが、観た感じは所謂「画面から飛び出す」程ではなく、画面に奥行きを感じた印象で、コルサントの都市を背景に飛び交うポッドの浮遊感がうまく表現されていました。
上記の「スター・ウォーズ」からのシーンと比較してまさに「画面から飛び出す」立体感を感じられたのは、ベルギーの nWave pictures社 CGアニメーション「Fly Me to the Moon」の一部シーン。同作品は3D立体映像として製作されていることから、アポロロケット打ち上げシーンや無重力遊泳する主役のハエ達が目の前に浮かぶような3D効果を如実に感じられた印象でした。
どちらも短時間での上映でしたが、気になるのは専用メガネをかけて映画1本約2時間に渡る視聴は少々厳しいように感じたことです。映像が立体化されることにより視点が、動体に追いつかないことが感じられ長時間の視聴には目の疲れが懸念されます。また、今回は字幕無しの上映でしたが日本国内での字幕版映画などでは同システムがどのように対応していくのか、今後の更なる開発に要注目の分野です。
トピックス記事作成協力
Dolby Japan株式会社
501st Legion, Japanese Garrison